薪ストーブ

こんにちは。

美味しい信州蕎麦と地酒を楽しんだ後は、妻にハンドルを任せ、

いよいよケンズメタルワークのショールームへ。

宿泊もできるショールーム

こちらのショールームは宿泊も可能で、キッチンも完備されているので

薪ストーブに火を入れて実際に調理もできるそうです。

購入前にストーブの性能とオーブンの使用感を確認できるのは

他では中々無いんじゃ無いでしょうか?

宿泊の予約は常に一杯のようで、この日も予約が入っていた為、宿泊はできませんでした。

KMW-940-Oven

クッキングストーブではオーストラリアのピキャンが有名ですよね。

デザインも洗練せれており見た目も美しく、近代的な建築の家にもマッチすると思います。

しかし私的には、こちらのストーブの側面に露出したボルトや

角張った感じが無骨でかっこ良く、

土壁の我が家にはこちらのストーブの方が合うと感じました。

ケンズメタルワーク 高橋社長

このストーブの産みの親の高橋社長が構造や燃焼メカニズムなど

数時間かけて分かり易く、丁寧に説明して頂きました。

気にしていた燃焼室も広く45センチの薪も入るようですし

構造も至ってシンプルな為、メンテナンスも簡単なようです。

今回の旅で一番の目的がこちらへの見学だったので、見学後はそのまま帰路につこうと

考えていましたが、高橋さんからせっかく遠い所から来たのだからと

森の中にある工房横のタイニーハウス(セルフビルドの小屋)に宿泊しませんか?

とお誘いを頂き、そんな素敵なお誘いを断る理由は見つからず、

お言葉に甘え一家揃ってお世話になりました。

森の鍛冶屋工房横のタイニーハウス

森の中まで案内してもらい、到着した瞬間なんとも素敵な光景が。

NHKの美の壷もこちらで撮影されたそうです。

一度晩御飯の買い出しに出かけ、タイニーハウスに戻ると、

社長が焚き火をして待っていて下さいました。

一緒に焚き火を囲みお酒を飲みながら、ストーブを作るようになった経緯や小屋の話などを

お話して頂き、本当に良い物で愛される物は、こういう人から産まれるのだと

つくづく感じ、無料で宿泊させて頂いたご好意と合わせて感無量でした。

タイニーハウスに設置された薪ストーブ

アイアンの取っ手や小物など

薪ストーブに憧れてから、ずっと購入しようと考えていたのは

バーモントキャスティングのアンコールでした。

しかしNHKの美の壷でこちらのストーブの存在を知り、惹かれるようになりました。

どちらにしようか悩んでいましたが、今回の旅で作り手の話や

真心に触れる事で迷いはなくなり購入を決めようと思います。

薪ストーブの製作期間は2ヶ月のようです。完成後には、軽トラで引き取りに

再びこの地を訪れたいと思います。

夜勤明けからの長距離弾丸紀行でしたが何とも濃ゆい2日感を過ごす事ができました。

築100年の町家で暮らす

松江に築100年の町家を購入しリノベーションを計画中。 我が家が完成するまでの記録とこれから始まる古民家での暮らしの日記。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • 山本隆志

    2018.09.11 18:40

    @平たりよしわかった。軽トラの助手席空けときます!
  • 平たり

    2018.09.11 16:47

    遠いところじゃなければ行ってみたい(*^^*)